フランス語の上達にはこれ!お勧めの学習法1

私はフランス語の学習を大人になってから始めて、現地の人とコミュニケーションできるよう、それなりに遜色なく接してもらえるように、いろいろ試行錯誤してきました。
また同時に、長年フランス語のレッスンをする中で、たくさんの大人の学習者の方に接してきました〜。
その中から、効果があった、よかった!お勧めの学習法をお伝えしてしきたいと思います。

その1 動詞の活用を覚える

ベタなアドバイスですが、フランス語の動詞の活用は初めにおさえてしまいましょう。
フランス語である程度の会話をすること以上が目標でしたら、必須です。
(旅行でコーヒを頼んだり、マルシェで買い物をするなどなら特に必要ありません〜)

何年も、活用が苦手、とコンプレックスを抱えながら、学習を続けるのはもったいない!

集中すれば、初めの1ヶ月くらいの辛抱です。覚悟を決めて、一気に覚えてしまいましょう〜。

フランス語の超基本、être 動詞avoir動詞の現在形の活用

まず第一に、être 動詞avoir動詞の現在形の活用をスラスラと言えるようにします。

意味は大丈夫でしょうか?
この2つは、フランス語の中でも一番よく使う動詞です。

両方ともいろいろな使い方があり、また、複合過去形を作るときにも必要になりますので、
もう考えることなしに、自動的に口から出てくるようにすることが大切です。
考えながら全部言える、くらいではまだ練習がたりません〜!

主語を言った後、動詞の活用を考えていては、話を進めることができないので、なんと言っても自動化です!
実生活で活用し終わるのを待っていてくれる人はあまりいません!!

以下に活用表を掲載します。
並んでいる順番で覚えます。
各主語代名詞( je私など)とその活用形(suis 〜である)を、そのままスラスラ出るまで頑張ります。
elle, elles も省略しないで唱えます。
目的は頭で覚えるのではなく、口が覚える。
小学生のときに覚えた九九などと同じ要領です。

フランス語の動詞活用は正しい発音で覚える

そして重要なことですが、初めから、正しい発音で覚えましょう!

間違った発音で覚えてしまうと、その努力がそのまま無駄になってしまいます😭
毎日繰り返して、何も考えなくてもスラスラ、と出てくるようになったらとりあえずOK!
その後は、たまに忘れていないか確認しましょう〜!

精神的にやや退屈で辛い作業ですが、それなしでのその後の苦労を考えると、初めに苦労する方が断然おススメです!!

まだ覚えていない場合はこちらから↓

<être 動詞>〜である 音声♪

être 動詞活用音声                    
je  suis                  
tu  es
il   est
elle est
nous sommes
vous êtes
ils  sont
elles sont

<avoir動詞>〜を持っている

j’ ai
tu as
il a
elle a
nous avons
vous avez
ils ont
elles ont

-er 動詞の活用を覚える(第一群規則動詞)

この2つとともに、覚えたいのが -er 動詞です。
(erで不定形が終わる動詞。規則動詞とも言う)

お好きな動詞なんでも構わないのですが、一つスラスラ言えるようになると、
他のものの不思議と言えるようになります。
複数の好きな動詞でできるようになるとより定着しますのでお勧めです。

覚える要領は、上記2つの動詞( avoir être )と同じです。

−er動詞はフランス語動詞の90%以上を占めると言われていますので、是非優先的に覚えてください。

−er動詞の詳細はこちら!

不規則動詞の現在形の活用を覚える

最後は不規則動詞を覚えます。
先の3つを覚えた後には、要領を押させているでしょうから、その中でもよく使う、

faire, prendre, aller, venir, vouloir; pouvoir, devoir, finir(第二群規則動詞), savoir

などをスラスラと言えるように練習しましょう。

その後は出てきた不規則動詞の活用をその都度覚えます。覚えていくうちに、不規則動詞でも、いくつかのパターンがあることに気づきます。
そして、その応用で、不規則動詞でも活用ができるようになっていきますので、そんなに気が遠くなるような話でもありません〜。
かなり集中してやれば1ヶ月の辛抱です!

その後は、複合過去形、半過去形、単純未来形の動詞活用も

現在形の活用がなんとかなったら、次は、複合過去形、半過去形、単純未来形の活用を同じ要領で覚えていきます。が、現在形の活用を覚えた時よりは楽になっていると感じるので大丈夫です。
数個ずつ覚えれは、自然と応用が効きます。

動詞の活用は紙にも書いて覚えていこう!

唱えるだけの作業の他に、ぶつぶつ言いながら紙に書いてみるものお勧めです。
手の作業が脳の刺激にもなりますし、綴り字も頭に入り安くなります。
でも、あくまでも口に出して発音しながら、というのをお忘れなく!

ダンスの振り付けや、スポーツの素振りのように、繰り返しが必要です。
初めは忘れてしまっても普通です。身につくまでしつこく…!

これで、フランス語の活用アレルギーは解消されいくはず。
フランス語が1段階、楽になりました〜!!
是非挑戦してください!

動詞の活用をちゃんとした発音で!

動詞の活用がちゃんとした発音でできるように、学習のできるだけ早い段階に、発音の基礎を学んでしまいましょう〜!

フランス語の読み方&発音の基礎ラボ
フランス語の読み方&発音の基礎ラボ 詳細

パリふらんす語ラボが提供している、綴り字と発音の基礎が6週間でマスターできる講座です。
(動画レッスン&zoomレッスン)(動画レッスンのみ)があります。

 

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この記事を書いた人

パリふらんす語ラボ 代表

小林まみ
🇫🇷パリ在住29年 女子学院高等学校、慶應義塾大学理工学部卒。
🇫🇷パリにて映画学校卒業後、現地映像プロダクション勤務 、通訳翻訳業。シナリオ執筆。
🇫🇷2005年よりメルマガ「み~さの12秒フランス語」
フランス語学習関連の本「絵で楽しむフランス語」学研プラス、など)
フランス語の教材制作。
🇫🇷パリでフランス語の学校を運営。
🇫🇷現在、パリで「パリふらんす語ラボ」運営。
フランス語発音コーチとしてフランス語発音、会話指導。
🇫🇷毎日フランス語情報発信中 → インスタ  https://www.instagram.com/miisa12_paris/

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